ベリー類と言えば、よくあるジャムやベリーソース、果実酒などに使われているのを目にすることはあると思います。
特に、赤いラズベリーや紫のブルーベリーは、美味しいタルトやケーキの上に華やかなデコレーションとして、飾られているのも見たことがあるはずです。どれも美味しく、食べたことがある!という人がほとんどではないでしょうか。
そんなベリー類ですが、名前にベリーが付けば、どれも同じ種類だと思われがちですが、実は違う種類なんです。ラズベリーやブルーベリー、そしてクランベリーもそれぞれ違う味と見た目をしています。
ラズベリーやブルーベリーであれば、皆さんも馴染みがあると思いますが、クランベリーと聞いても、分からないという人が多いかもしれません。
クランベリーとは、コケモモのことです。馴染みがない理由のひとつに、日本ではあまり栽培されていないということがあります。見た目は、真っ赤な小さな粒で可愛らしいフルーツです。
食べてみると甘味も多少はありますが、それよりも酸味の方が強いため、生のまま食べるようなことはしません。食べ方としては、ジャムやソースにして、鶏肉料理にかけて食べます。また、ジュースやお酒をつくって果実酒として楽しむことができます。おすすめは、ドライフルーツにしてクッキーやヨーグルトに混ぜて食べるのが美味しいです。
このクランベリーは、膀胱炎などの病気に効果があると言われています。そのため、クランベリーのサプリメントも販売されています。
それに対してラズベリーは、キイチゴの一種で、日本でも多く栽培されています。そのため、普段から私たちが目にしていることもあり、ポピュラーなんです。クランベリーと比べると身が小さく、紫色のフルーツです。クランベリーと同様、ラズベリーにも酸味はありますが、生のまま食べられないほどの酸味ではありません。
どちらも同じベリーと名前につきますが、同じものではありません。違いはたくさんありますので、それぞれの良さを把握して食べてみてください。
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